湯ノ口温泉の続きです。トロッコ電車に乗車した後は熊野市紀和鉱山資料館へ向かいます。
ちょうど外が改装中でしたが開館していました。ここには紀州鉱山で使われた車両の一部が保存されています。
紀州鉱山機関車610号
人車(無番号)、鉱車74-105、索道バケット
この手の展示で鉱車などが展示されているのはよくありますが、索道バケットは珍しいと思います。
紀州鉱山機関車230号
紀州鉱山軌道自転車
ここの展示が面白かったのはターンテーブルが保存されていること。試しに回してみたら動いたのは驚きでした。
さて、館内にも保存車がいるのでそちらも訪問です。
紀州鉱山機関車№415
人車(無番号)
こちらはさっきの車両は違いオープンですが、使用場所に違いがあったのでしょうか。
鉱車119号
バケットローダー車53.2号
このあたりの機関車、鉱車、バケットローダー車は生野や別子でも見かけました。館内の保存だけあって状態は素晴らしい。
この紀和鉱山資料館、寄贈されたと思しき往年の紀州鉱山のアルバムが複数ありましたが、それを見るだけでも入館する価値はあると思います。
アクセス:熊野市駅から南紀広域バス熊野古道瀞流荘線瀞流荘行きで「板屋(鉱山資料館前)」下車すぐ
紀和鉱山資料館を出てすぐに何か見えたので行ってみると…。
紀州鉱山選鉱場跡でした。同行者と興奮していましたが、こんなにはっきりと残っているものなのですね。古代遺跡を彷彿とさせます。
インクラインの線路跡も残っていましたが、インクラインで分岐点って初めて見た気がします。
近くにトンネルがありましたが線路が残っています。おそらくこれの反対側は先ほどの湯ノ口温泉トロッコ電車の瀞流荘駅そばのトンネルでしょう。ということはここ選鉱場には線路が縦横無尽に広がっていたということであり、ワクワクしますねぇ。
今回の更新は以上です。
PS:ご一緒したお二人方本当にありがとうございました。
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- 2017/02/22(水) 23:20:49|
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伊勢の友人のお誘いを受けて湯ノ口温泉の方に行ってきました。
まずは紀勢線佐奈駅近くにあるこの車両を訪問。何やら怪しげなカットボディですが、これはキハ58などのカットボディではなく、どうも伊勢運輸区にあったモックアップのようです(レイルマガジン2000年3月号参照)。廃物利用だと思いますがいまいち詳細がわかりません…。
レンタカーで高速と下道を乗り継ぎ、湯ノ口温泉にやってきました。
湯ノ口温泉トロッコ電車瀞流荘駅
湯ノ口温泉トロッコ電車@瀞流荘
湯ノ口温泉に来たのはこれに乗車するため。紀州鉱山の坑内線のトンネルなどを利用したトロッコです。なお機関車(ニチユ4t)、客車5両ともども無番号でした。客車の方は実際に鉱山で使われた車両でなく、レプリカとして新製された車両です。
10月6日追記 RMライブラリー212によると機関車は414号とのこと。
ゴロゴロと10分ほど揺られて湯ノ口温泉駅に到着しました。機関車が先頭になるように運転するのでまずは機関車を側線に入れて…。
そのあとは機関車に押させるのではなく、運転士のおっちゃんが押したらゴロゴロと動き出し勝手に停止。あとで確認すると台枠も木製だったので相当軽いと思われます。
ようやく客車をまじまじと撮影。大きさも軽トラに乗りそうなくらいですし一家に一台どうでしょうか(レール敷くのが手を焼きそう)。
さて、瀞流荘駅の車庫にこんな機関車がいました。無番号のニチユ2tですがこれって予備という扱いなのでしょうか。
10月6日追記 RMライブラリー212によると231号とのこと。
こちらも無番号の金属製客車2両。側面の大半が扉という大胆な仕様です。こちらも予備でしょうか、
さて、現在湯ノ口温泉駅から先のトンネルはキノコの栽培所となっており立入は不可ですが、その前にある分岐点がなんとも素敵でした。現役時代は縦横無尽に線路が伸びていたことは伺えます。
湯ノ口温泉トロッコ電車へのアクセス:熊野市駅から南紀広域バス熊野古道瀞流荘線線流荘行で終点「瀞流荘」下車すぐ
続きます。
- 2017/02/22(水) 22:54:26|
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浜寺公園と阪堺電車の小ネタを拾ってきました。
阪堺電車浜寺駅前~船尾間にあるこの擁壁。これは戦時中に廃止された海道畑という駅の跡です。戦時中に廃止ながら痕跡がはっきり残っています。なお阪堺電車は浜寺公園(HN31)と船尾(HN29)の間の駅ナンバリングであるHN30が欠番となっていますが、この駅との関連性はあるのでしょうか。
浜寺公園に向かい、子供汽車で交通遊園に向かいます。
浜寺公園交通遊園子供汽車「もず号」交通遊園前駅跡
交通遊園かたわらにあるこの黄色い建造物。よく見るとホームらしきもがありますが、これは先代の子供汽車である「もず号」の交通遊園前駅の跡です。
現在の子供汽車「浪花号」の交通遊園駅に当時のパネルが展示されていました。わかりづらいですが、配線図がなかなか面白く、端の方に「交通遊園前」と駅があることがわかります。なおこのもず号、引退後もしばらくは保存展示されていたようですが、現存せず。
阪堺モ130@浜寺公園交通遊園
今回浜寺公園に来たのはこの車両が目的。何回か訪問していますが、去年に秋ごろに再整備されました。130という番号も復活しています。
昨年廃止された阪堺旧住吉公園駅。駅自体は居酒屋などが入店しているためかそのままでしたが…。
住吉公園駅のホームは線路は撤去され、駐車場に。なんかここにホームがあって降り立ったことが信じられません。
こちらは再訪問ですが、阪堺電車東玉出~天神ノ森間にある宮ノ下駅跡。こちらの方は駅ナンバリングの欠番はありません。南海岸里玉出駅にほど近いのですが特に復活の話は聞きません。
- 2017/02/16(木) 22:57:28|
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2月11日のカトリック衣笠教会前(金閣寺出口)の撮影分です。
シーエイチアイ(CHI観光)・袖ヶ浦202 き 8888
ここのところオフシーズンで収穫があまりなかったのですが、久しぶりに真っ白な車両を見ました。
三貴交通・成田200 か 1208
三貴交通・成田200 か 590
いずれもぶれたので再履修事案ですが、同じ事業者ながら塗装が異なります。下の車両は神姫→平成エンタープライズ→わかば観光と流れてきたとの由。
良運観光・袖ヶ浦230 あ 8777
オフシーズンということもあり数は少ないですが今回のネタは以上です。
- 2017/02/14(火) 23:24:13|
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寒さが続きなかなかお外に出る機会がなく、久しぶりのブログ更新です。奈良交通の3扉バスの貸切のお誘いを受けて行ってきました。
なおコースは学園前駅→北大和営業所→平城営業所→朱雀門→奈良営業所→イオンモール大和郡山→学園前駅でした。
奈良交通・奈良22 き 433@朱雀門・奈良営業所
今回貸切をしたのはこの車両。学園前駅のラッシュに対応している3扉になっているのが特徴です。3扉バス自体が少なくなっていますが、学園前はまとまってみることのできる貴重な場所です。
奈良営業所で側面の写真も撮影しましたがこの長尺ぶりがわかります。
ここからは各営業所で撮影した個人的に面白いと思った車両を。
奈良22 き 647@平城営業所
平城営業所に3台いた幼稚園のスクールバス。この手のスクールバスはたいてい白ナンバーの自家用車なので、緑ナンバーはなかなか見ません。
奈良200 か 1046@平城営業所
ナンバー的に最近投入されたと思しき新型エルガミオです。新型エルガはちょこちょこと見ていますが、エルガミオの方は初めてかな?
大和郡山市にある奈良交通奈良営業所です。バス停でいうと白土町が最寄りですが、広い営業所で奈良交通の路線、貸切、子会社のエヌシーバスの車庫が併設されています。路線バスの方は車種が豊富でツーステ、新型エルガ、空港リムジン、移籍車、コミュニティバス…と様々でした。
一見奈良交通によくいるブルーリボンですが、よく見るとナンバーが新しくかつ確認窓がありません。この車両は近鉄バスからの移籍車で、奈良交通で移籍車は珍しいと思います。
久しぶりに見たキュービックノンステです。
奈良230 い 70@奈良営業所
奈良交通に在籍しているボンネットバスですが、初めて見ました。ナンバーは希望ナンバーなんですねぇ。
奈良200 あ 101@奈良営業所
一瞬社用車かと思いましたがよく見ると緑ナンバー。大和郡山市のコミュニティバスの車両でマグネットと申し訳程度の「回送」の文字で路線バスということがわかります。個人的にこういう車両はすきです。
奈良営業所には特定輸送に使われている車両がとまっていました。これらの車両も見る機会がない(というか存在自体を初めて知った)ので貴重な機会となりました。
奈良営業所は始めて来ましたがとにかく車両が多く、飽きませんでした。片隅にはナンバーを外された廃車体らしき車両や倉庫代用の車両もいました。
この後はイオンモール大和郡山に寄り、学園前駅で解散となりました。
最後になりましたが、主催者の方や奈良交通様に深く御礼を申し上げます。
- 2017/02/08(水) 23:18:17|
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