薄い本の校正その他でなかなか更新する時間が取れませんが、可部線の可部~あき亀山間の電化延伸開業にあわせて保存車めぐりをしてきました。
〇3月4日
キハ28 2394@加計駅跡
蒲原鉄道・保線車KHR-106A@加計駅跡
可部線の新線区間を乗りつぶしたあと、可部駅で記念券を買うため1時間半ほど並びます。ようやく変えたので可部駅からバスで50分ほど揺られて訪問。バスがどういうわけか遅れており、かなり駆け足での訪問となったのがちょっと今後の課題。ちなみに動態保存されているそうで。
アクセス:広島バスセンター・可部駅前から広電バス74系統三段峡線三段峡行きで「加計中央」下車徒歩5分
安野花の駅公園(旧安野駅)
加計からバスに乗車し次はこの旧安野駅を訪問。さきほどの加計駅跡は駅舎は取り壊され、ホームの一部のみが残るのみですが安野駅はそのまま保存されています。
駅舎はもとより、時刻表や運賃、改札や待合室もそのまま残っていました。
キハ58 554@安野花の駅公園(旧安野駅)
この駅跡に保存されているのはキハ58 554。こちらの方は静態保存のようです。余談ですが、私はどうもキハ58系列と縁がなく、数年前までは訪問したキハ58系列は碓氷峠のキニ58だけというありさまでしたが、ようやくいすみ、津山そして加計、安野と訪問することが叶いました。
この類の国鉄型車両、どうも保存される際に国鉄色に塗り直されることが多いのですが、加計と安野の車両は塗装がJR時代ままであり、これはこれで貴重な存在です。
こういった片運転台気動車の連結面を見る機会もなかなかありません。
なおこの車両ですが、車内半分は座席が撤去されフリースペース、残りは座席が残っていました。要予約ですが1時間1000円で貸し切れるとの由。
なお最寄りバス停は広電バスの「船場」なのですが、バスの通るトンネルが工事のため通行止めになっており、2017年8月まで迂回し通らないので注意。
アクセス:広島バスセンター・可部駅前から広電バス74系統三段峡線三段峡行きで「追崎」下車徒歩15分or加計中央から広電バス可部駅前・広島バスセンター行きで「追崎」、加計中央から加計交通病院線昌原行で「船場」下車すぐ
〇3月5日
山陽線河内駅近くに転がっていたワラ1形です。番号はサビがひどく判読不能でした。
C57 78@三菱重工三原事業所(三原駅からレンタサイクル10分)(敷地外より)
日本セメント糸崎工場機関車(無番号)@三菱重工三原事業所(敷地外より)
山陽線からも見えるこの機関車、平日は見学もできるとのことですが休日だったので見学できず、一応敷地外から確認。海に近いのですが状態は良好です。
三原駅でレンタサイクルを借りたのである場所へ向かいます。
広電555@三菱重工業和田冲工場
愛知高速交通100形09編成(191・192・193)@三菱重工業和田冲工場
この工場に様々な車両がいると聞いたのでそれを見渡せる筆影山へ。時間がなかったのとのぼり道は手押しだったので中腹から撮影しています。
広電555はこの様子だと保存車扱いだと思いますが、状態はよろしくありません。愛知高速交通リニモの09編成は愛・地球博輸送のため増備された編成なのですが、搬出され現在はここにいます。
ほかにも写真でもわかる通りどこか国?の新交通システム車両が置いてあったりとなかなかカオス。なお私が確認したかった能勢電1504・1554とサハ204-105は確認できず。
トモテツバス(鞆鉄道)・F4-231(K-MK116J)
筆影山中腹から自転車を飛ばし、三原駅に戻る途中三原高校(だったかな?)の近くの幼稚園バス駐車場で見つけたトモテツバスの廃車体。車内は倉庫として使われていました。
今回のネタは以上です。