またTwitterのフォロワーさんのお誘いを受けて保存車巡りをしてきました。
フォロワーさんの車に乗車し一路淡路島を経由し徳島・高知方面へ向かいます。
阿佐海岸鉄道ASA-101「しおかぜ」@海部
海部に来るのは学生以来ですので実に6年半ぶりでしょうか、前に来たときは元高千穂鉄道の車両でしたが今回は阿佐海岸鉄道の車両を見ることができました。DMVの導入が予定されていますがこれらの車両はどうなるのやら。
海沿いから山沿いの道路を走ること2時間。こんな場所に到着します。
魚梁瀬丸山公園・やなせ駅
高知県の山奥(失礼)にある魚梁瀬ダム沿いにある公園で、いわゆる遊覧鉄道が運行されている場所です。かつては魚梁瀬森林鉄道という森林鉄道がありましたが、魚梁瀬ダム建設に伴い廃止されています。
魚梁瀬丸山公園で運行されている谷村式DL(復元)。
ボギー客車(無番号)
客車2両(無番号)
客車、機関車ともども無番号でした。客車は訪問時にはひな祭りの装飾が施されていました。
なお走行時はこんな感じでした。この写真の後ろの方に見える車庫の中にも車両が保存されています。
こちらは動態保存されている魚梁瀬森林鉄道のL69機関車。連結器の前にある木製のでっぱりが気になりますが何の用途なのでしょうかね…?
こちらは魚梁瀬森林鉄道で使用された運材台車でしょうか?(番号は見当たらず)
天竜林業高校で保存され移転した水窪森林鉄道の1A-20
この車両は鳥取営林署(沖ノ山森林鉄道)の岩手富士1.5t機関車。編集長敬白によると「特殊軽量機関車」といい、かなり珍しい車両なんだとか。
こちらは庫外にいた運材台車ですが、これも魚梁瀬森林鉄道で使用されたものでしょうか?
アクセス:ごめん・なはり線安芸駅から高知東部交通安芸~安田~馬路~魚梁瀬線魚梁瀬行きで「魚梁瀬」下車5分。なおバスは1日2往復しかないのですが、うち1往復は帰りがないので使えるのは1往復のみかつ10分程度で折り返しなので公共交通機関のみでのアクセス難易度はかなり高いです。
魚梁瀬から馬路に移動します。
こちらは馬路村の馬路温泉前にある馬路温泉鉄道という遊覧鉄道です。「馬路温泉前駅」という立派な駅舎がありました。
さきほどの魚梁瀬丸山公園は森林鉄道風でしたが、こちらはSL風と色合いが異なります。機関車は「2」という番号がありましたが、客車は無番号でした。
こちらは馬路森林鉄道の線路沿いで保存されている車両で、轟組の車両です。坑内用機関車として使用されたのち、ごめん・なはり線の工事で使用され引き取られたとのこと(看板より)
線路沿いにこんなトロッコがありましたが、こちらは新製されたものでしょうか?
こちらは馬路森林鉄道の傍らにあるインクライン。水の重さを利用して運行される珍しい路線で、上りは有料、下りは無料となっているのが面白い。
こちらが車両ですが、特に番号は見当たりませんでした。
アクセス:ごめん・なはり線安芸駅から高知東部交通安芸~安田~馬路~魚梁瀬線魚梁瀬行き(一部馬路まで)で「馬路役場前」下車徒歩5分。本数少ないので要確認。
馬路から山を下り赤岡方面へ。
オハフ50 189@技研の森赤岡テストフィールド(敷地外より)
やや痛みが出ていますが、香南市の技研の森で保存されている車両です。なおJR四国塗装になっていますが、この塗装で運行されたことはないとのこと。
アクセス:ごめん・なはり線あかおか駅から徒歩20分。場所は 33.550173, 133.727074 です。
高知市土佐山の四国鉱発DLに行く途中にとさでん交通天神口バス停付近でこんなワフのダルマさんを見つけました。ワフ29500形だと思いますが番号は不明です。で、土佐山の四国鉱発は見つけることができず次の車両へ向かいます。
こちらは南国SA近くにある四国鉱発白木谷鉱業所の№101。こちらはあまり知られていない車両で検索しても情報が出て来ません。一応保存状態…だと思います。場所は 33.603070, 133.618694 です。
アクセス:南国SAから徒歩7分orとさでん交通小蓮入口バス停から徒歩15分。バスは高知駅(北口)、北はりまや橋など市内から出ているようです。
この後は高速をひた走り解散しました。お誘いいただいたN様ありがとうございました。