金屋口は和歌山県有田川町にある有田鉄道(有鉄バス)の起終点の1つです。藤並線、美山線などが発着しています。本社や整備工場車庫、有鉄観光タクシーの本社も併設されています。乗り場は画像左の屋根がついている場所から発車しています。
有田鉄道(有鉄バス)の特徴として貸切バスは大型車が在籍しているのに対し、路線バスの方は小型車両ばかりということがあげられます。
金屋口に併設されている有田鉄道本社。なお写真右に駅が写っていますが、こちらは2003年に廃止された有田鉄道線の終点の金屋口駅。鉄道からバスに役割は変わっても起終点の場所となっているのが興味深いですね(2019年9月8日訪問)。
18きっぷの消化で奈良方面に行ってきました。本当は南信州方面に行く予定でしたがコロナの影響により夜行バスを払い戻し代わりにこちらに行くことに。
王寺で近鉄生駒線に乗り換え。信貴山下で下車します。
信貴山下駅からはかつて近鉄東信貴鋼索線(東信貴ケーブル)が出ていましたが1983年に廃線。コ10の車輪と運転台部分が信貴山下駅構内に展示されています。
もう1両のコ9は廃止後に勢野北口駅近くの三郷北小学校で展示されていましたが今年になってふるさと納税クラウドファンディングが成功し信貴山下駅前すぐの場所に里帰りしました。
移設にあたって再塗装されているほか三郷町指定文化財に指定されています。
ケーブルカーの床下部分が観察できるというのも珍しい。ケーブルカーの保存車って案外少ないんですよねぇ…。
ついでに信貴山下駅近くの三郷小学校で保存されているC57 160を訪問。たもん号という愛称がついているのが特徴ですがよく見るとヘッドマークが新しくなっていました。
王寺に戻り和歌山線の駅めぐりへ。車両は105系を置き換えた227系1000番台ですが行き先表示に王寺町のマスコットキャラクターである「雪丸」が出ていたのは芸が細かいな、と。
大和新庄駅前で見かけた葛城市コミュニティバスれんかちゃんバスの奈良交通・奈良200 か 981
かつてスイッチバック駅だった北宇智駅で奈良県内の鉄道駅全駅下車達成。かつてのホーム跡がそのまま残されていました。
吉野口で数分停車したのでホームに出ますがこの乗り換え案内がなかなか味がありました(近畿日本鉄道線という表記がつよい)。
今回の更新は以上です。
松尾橋は京都市右京区にある京都市バスの終点の1つです。3系統、67系統、71系統などが起終点としています。元々は市電梅津線、後にトロリーバス梅津線の終点だった場所で廃止に伴いバスの転回場に転用されています。松尾橋と名前がついていますが、橋自体はこの場所から西へ100メートルほど離れています。
ちなみに目の前を走る道路は京都の主要通りの1つである四条通ですが、ここまで来ると片側2車線となり、生活道路としての要素を強く感じます(2020年2月2日訪問)。
高松旅行続きです。瓦町の宿を出庫し、瓦町駅へ。一日券を購入し志度線の降りつぶしを行います。
志度線の列車の中には2両編成に1両増結しているものがありますが、通り抜けできなくなっているのが面白い。
なかなか好みな私鉄電車という感じの721F。元々は名古屋市営地下鉄を走っていた車両です。さて、琴電屋島で下車し、あるものを見に行きます。
屋島登山鉄道の屋島ケーブル(廃線)の山麓駅、屋島登山口駅跡で留置(保存)されているケーブルカー車両。窓ガラスが割れるなど痛みがあります。こちらは山麓方の1「義経」
こちらは山頂方の2「弁慶」。元々は屋島山上駅跡に留置されていましたが、災害などで滑落する恐れがあるため数年前に山麓駅におろされています。
そういえば2012年に訪問した時は駅舎が残されていましたが、その後解体され集会所となっています。車両はどう活用するのでしょうかね。
琴電屋島駅に戻るとJR屋島駅から出ている屋島山上行きのシャトルバスがやってきました。本数は少ないですが運賃は100円となっています。次は屋島山上駅跡も訪問せねば。
琴電六万寺駅から大町駅へ歩いているとバスの車庫を見かけました。八栗観光の車庫です。降りつぶしを黙々と進め塩屋で下車。道の駅へ向かいます。
道の駅源平の里むれに隣接する房前公園で保存されている琴電3000形335.海に近い場所ですが保存状態は良好です。
アクセス:塩屋駅・房前駅から徒歩7分
原駅で志度線全駅下車達成。志度へ向かい高徳線に乗り換えます。少し早いですがコロナもありますし早く帰ることに。
連絡船うどんを食べて駅名標を見上げると 運休 の文字が。そういえばコロナの影響で運休する普通、特急列車があったなと思い出します。こういうのも貴重な記録となるでしょうか。
岡山へマリンライナーで向かい軽くバス撮影。岡山駅空港リムジンバス乗り場でおかでんチャギントンを見かけました。
今回の更新は以上です。
コロナの影響で更新ネタが少なくなってきましたので、新しくカテゴリーをつくってみました。不定期に更新していきたいと思います。
多くのフェリーが発着する福江島の交通の中心、福江港から1時間ほど。三井楽は五島列島の福江島北西部にある五島バス(五島自動車)三井楽線の終点です。三井楽駐在所が設けられ数台のバスの駐車スペースがありますが、窓口は既に閉鎖されており実質待合所となっています。自治体としては五島市に属しますが平成の大合併までは三井楽町でした。
旧三井楽町内のバスもかつては五島バスが運行していましたが、2007年に廃止され「三井楽半島バス」というコミュニティバス(実質乗合タクシー)に転換されました。三井楽バス停とは異なり数十メートル離れた三井楽タクシー本社から発車します(2019年4月29日訪問)。
コロナウイルスの影響で遠出できない日々が続きますが、3月末の旅行より。
三宮からジャンボフェリーに乗船し、高松東港で下車。無料シャトルバスで高松駅に向かいます。18きっぷでしたので未降車の駅を降車していきます。
比地大駅前にこんな施設が。検索するとKトレインワールドという鉄道ミュージアムパークカフェなんだそうで。
豊浜駅前にあった立石タクシーの営業所。前も言ったと思いますがこういう地方の駅前にあるタクシーの営業所は好みなもの(なお正式名称は豊浜運輸興業のようです)
そのすぐ近くにいた立石タクシー(豊浜運輸興業)の貸切バスの香川230 あ 3311
さて、観音寺駅に移動し駅前から観音寺のりあいバスの内循環線に乗車します。やや遅れていますが港で4分連絡の伊吹島行きのフェリーに間に合うか…。
2分遅れで到着しなんとか観音寺市営伊吹航路の「NEW IBUKIⅡ」に乗船。なおこのおふねは最近新造されたおふねです。
さて、観音寺市に属する伊吹島は島内にバスが運行されています。観音寺市のりあいバス伊吹線という路線で島という環境上、他ののりあいバスと連絡していません。独立した路線ながら同じのりあいバスに組み込まれているのが興味深いところです。そちらで使用されているのがこちらの車両(香川580 く 6300)。乗用車が使用されているのが最大の特徴ですが、道路が狭く急勾配であり需要も考えると適地適作といったところでしょうか。
さきほどの「バス」は定員3名であり乗車できず。まぁ車両の撮影がメインですから気にせず島を散策します…が民俗資料館がコロナの影響で休館していたのは残念でした。振り返るとこんな眺めが。
ぶらぶら歩いた天神社から一枚撮影。島という環境だけあって家が密集しているのが見て取れます。
伊吹真浦港に停泊していたニューいぶき。先ほどの新造船の投入により置き換えられたおふねです。さて、フェリーとバスを乗り継いで観音寺駅に戻り、坂出で下車します。坂出から琴参バス瀬戸大橋線に乗車。トップドアバスが時速60㎞で瀬戸大橋を爆走するのが面白かった(小並)
琴参バス・656(香川22 き 606)@与島第二駐車場
バスは与島の浦城まで行きますが私は途中の与島第二駐車場で乗り換え。ここで児島方面の下電バスと連絡しています。
与島は瀬戸大橋が架橋されている島ですが、この通り視界には瀬戸大橋が広がります。鉄道も通っているので時折轟音が聞こえてきました。
与島はかつては瀬戸大橋フィッシャーマンズワーフという施設がありバス停もそれを名乗っていました。現在は太陽光発電施設となっています。
与島第二駐車場から下電バス瀬戸大橋線に乗り換え。こちらの方向幕には瀬戸大橋FWという表示が残されています。方向幕の岩黒島は島の上にあるバス停に停車するだけですが櫃石島は島内に乗り入れています。なお与島、岩黒島、櫃石島は島民や路線バスを除き一般車両の入場は禁止となっており路線バスが貴重な生活の足になっていることがわかります。
終点の児島駅前で高松行きにマリンライナーに乗車。児島~坂出は鉄道だと15分、バスだと1時間ちょっと。うまくすみ分けしている感じですね。
高松で琴電に乗り換えて瓦町まで。ちょうど行き先表示がフルカラーLEDに交換された1107Fがやってきました。
なんというか…ニューシャトルを彷彿とさせる行先表示の小ささです。果たして効果はいかに。この日は瓦町駅近くのビジネスホテルにイン。
続きます。
富山旅行続きです。富山から高岡まであいの風とやま鉄道に乗車。高岡でバスに乗り換えます。下車したのは新高岡駅。別に城端線でもいいのですが1時間に1本なのでバスで先回りし降りつぶします。
新幹線側の新高岡駅はこんな感じ。バスは駅のすぐ前に設けられています。城端線と合わせて高岡駅への足を確保しているという感じですね。
城端線の方の新高岡駅はこんな感じで駅舎こそ立派ですが無人駅となっています。こちらに乗り換えて福光まで。福光の手前で踏切の無理な横断があったらしく遅れて到着、下車します。
小走りで福光公園に向かいD51 165を訪問、良好な状態です。なおこの機関車ですが北海道切切詰デフからわかる通り主に北海道で活躍した車両で(新製配置は看板によると大宮)、富山には縁がない様子。
アクセス:福光駅から徒歩13分
四国の保存SLでありがちな?駅名標を模した看板が設置されていました。
福光公園前にあった食堂。今も営業しているか分かりませんが時空が歪んでいますね…。
福光駅前の商店街を歩いてみましたがなんだろう、この少しだけタイムスリップした感は。
さて、福光駅からは西日本ジェイアールバスの名金線という路線バスが出ています。折角なのでこれで金沢駅までワープ。峠越えもありなかなか楽しい路線でしたが森本駅まで乗降車なかったので大丈夫かな、と。金沢から北陸線に乗車し、動橋で下車しあるものを見に行きます。
動橋駅から徒歩30分ほどのファミリーマートのそばにある北陸鉄道(小松線)のモハ3005.元々は書道教室?として車体のみが保存されていた車両ですが現存を確認。回りを覆われておりこれでは分かりません。
この後は福井、敦賀と乗り継いで帰りました。富山旅行は以上です。
富山旅行続きです。
この日は富山駅の南北接続線の開業日でしたが一番列車には乗車せず7時過ぎに起床。検索すると証明書なども配られていたようですがまぁ。
適当に撮ったのでブレブレですが、富山駅で並んだサントラムとポートラム。まだまだ違和感があります。これまで分断されていた鉄道が1つのレールでつながり直通列車が走る様子はさながら「南北統一列車」というべきでしょうか。
一旦あいの風とやま鉄道に乗車し、呉羽で下車。あるものを見に来ます。
呉羽にある汽車ラーメン しゅっぽっぽで利用されているワフ35505.ワフ35000の保存利用例というのもあまり聞きません。
アクセス:呉羽駅から呉羽いきいきバス老田・古沢・池多ルートで「追分茶屋」下車徒歩5分or富山大学前、富山駅などから地鉄バス10系統で「追分口」下車10分
追分口から地鉄バスに乗車し富山大学前で下車。ここで路面電車に乗り換えます。なお新線開業に伴い結構な乗車があったのかダイヤが乱れており15分ほど待ってサントラムに乗車します。
途中で乗り換えて国際会議場前で下車。富山城バックのポートラム、まだまだ違和感がありますがこれが日常となっていくのでしょう。
さて、富山城址にある富山市郷土博物館でちょうど富山駅に関する展示が行われていたので見学に行きます。路面電車の南北接続線開通を記念して無料公開でした。
さて、一日券を購入したので電停を黙々と降りていきます。地鉄ビル前電停そばにある地鉄ビル。島鉄本社前(現在は名称変更)、浦上車庫のように運行している自社の施設名を駅名に取り入れるの割と好きですね。
昨日で富山駅電停に統合され役割を終えた富山駅北電停にやってきました。当然のように列車は通過していきます。富山駅で昼飯をかきこんでほぼ満員の岩瀬浜行き列車に乗車。会話を聞くに開業したから乗ってみた地元の方は多かったようです。途中の競輪場前には臨時駐車場が設けられていました。
行き違い列車の遅れなどでダイヤが乱れ乱れになっていましたが岩瀬浜に到着。8年半ぶりの訪問です。ここで日本の公営私鉄鉄道再完乗となりました。
岩瀬浜~競輪場前間の有名撮影スポットを通ったので列車を待ちますがダイヤが乱れていてなかなか来ません。20分ほど待って適当に撮影。まぁPCの壁紙くらいにはなるかな。
ところで富山港線内からの環状線直通は「グランドプラザ前」と出るのですね。
蓮町で四方行きのフィーダーバスを撮影。こちらは富山ライトレールが運行していましたが合併に伴い地鉄が運行しています。
富山港線内の列車が積み残しが出るほど混んでいたので歩きながら駅の降りつぶし。越中中島駅近くで見かけたオークスバスの車庫です。インテック本社前で富山港線の全駅下車達成。かなり歩きました。残った富山軌道線の降りつぶしをしますが富山港線内が超混雑していただけに座れただけで安堵感?を覚えました。
折角なので稲荷町にやってきました。こちらは部品取りとして譲渡された東急デハ8181。こういう部品取りで転がっている車両割と好みです。
歴史ある地方私鉄特有の怪レい車両は稲荷町にもいます。おそらく左は控車?で右は無蓋車でしょうか。
ちょうど元レッドアローと元京阪旧3000系が並びました。昭和の大手私鉄特急どうしの組み合わせが熱い。今日は一日歩きまわって疲れました。
続きます。
5月15日追記 一部の画像消してしまったので復活させましたが画像の大きさが違うのは仕様です
Author:ほの国
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